【月収50万円以上可能!】大手運送業で大型長距離ドライバーになる方法3選を現役採用担当が解説。
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- 大型路線ドライバーは稼げると聞いたけど未経験でも採用される?
- できるだけ大手に就職したいけど、いきなりは無理?
- 月収50万円以上稼いで人生を変えたい
そんな方に向けてこの記事を書いています。
- 大型路線便ドライバーへの就職・転職方法
- いきなり大手路線便会社へ入社するのは難しい
- 傭車専門会社への入社は比較的容易
- 傭車専門会社へ就職→大手路線便への転職が早道
現在、従業員が3,000人程度の運送業で採用担当の仕事をしています。
詳しいプロフィールはこちら。
皆さんにおすすめしているトラックドライバーですが、その中でも一番稼ぐことができる大型路線便ドライバーへの転職方法を解説します。
大手(中堅)路線便会社の自社便として入社する
一つ目は、大手路線便会社に自社便ドライバーとして入社することです。
大手路線便会社とは、路線網を全国に張り巡らせている会社のことです。
全国展開しているため、資本金が大きく誰もが知っている大会社が多いです。
- ヤマト運輸(ほとんど宅配がメイン)
- 佐川急便(宅配が多いが企業間も多い)
- 西濃運輸(企業間輸送がメインで宅配はほとんど無い)
- 福山通運(企業間輸送がメインで宅配はほとんど無い)
中堅路線便会社とは、大手ほどではないにしても、路線網を持っている会社のことです。各地方に集中して配送センターを構えていることが多く、その地方においては大手路線便会社をしのぐクオリティーを持っています。また、宅配をほとんど行っていないことも特徴です。
- トナミ運輸(北陸地方に強い)
- 第一貨物(東北地方に強い)
- 近物レックス、名鉄運輸(中部地方に強い)
- 岡山県貨物運送(中国地方に強い)
- 久留米運送(九州地方に強い)
- 松岡満運輸(北海道に強い)
- あんしん(沖縄に強い)
中堅路線会社は、一般の方には縁遠いですが、企業の運送担当者なら知っているレベルの会社です。
宅配業務をほとんど行っていないので、個人ではあまりお世話になることは無く、そこまで有名ではありませんが、資本金も大きく安心して働くことができる会社がほとんどです。
路線会社の詳しい説明はこちらをご覧ください。
大手路線便会社のメリット
給料が良く安定している
大手路線便会社は会社の規模が大きく、給料も月収45万円以上、妻帯者であれば50万円以上も可能です。また、賞与も年間50万円~100万円程度期待できます。
大手路線便会社で大型ドライバーになった場合の給与の一例はこちらです。
労働管理がしっかりされており、ホワイト企業が多い
大手路線便会社は、労働管理が徹底して行われます。
トラックドライバーの労働時間(乗車時間)は、法律で厳格に定められており、大手路線便会社は、自社のブランドイメージを保つため、法律をきちんと守っています。また、労働組合を組織している会社がほとんどで、労働者の権利もしっかり守られています。
つまり、ワークライフバランスよく、休日がしっかりとれるので家族のいる方や、多趣味な方でも充実した生活が送れます。
トラックドライバーの休日をまとめた記事についてはこちらをご覧ください。
【現役採用担当が解説】トラックドライバーは休日が少ない?そんなことはありません。
安全管理がしっかり行われている
大手路線便会社は資金に余裕があることが多い為、安全管理にお金をかけています。
- トラックは常に最新型を新車で購入
- 全車バックモニター装備
- 全車GPS装備
- 余裕をもったタイヤ交換
- 社内に整備課があり、社内整備士が日々安全管理
仮眠室・休憩所が充実している
泊まりで運行を行う路線便ドライバーにとっては、宿泊施設が必須です。大型路線便会社は福利厚生の為、仮眠室を充実させている企業が多いです。
一昔前は、社内に炊飯器をもちこんでご飯を炊いている猛者もいました(今でもたまにいらっしゃいます。多分キャンピングカー気分なのでしょう。)が、今はそんなことはありません。
私の勤める会社でも、仮眠室は個室を用意しています。
さすがにその人専用ではなく、複数名で使いまわしているのですが、テレビや冷蔵庫を完備しているので、快適なようです。
最近は、大型ドライバーでも毎日帰れる仕事もあります。
大型長距離ドライバーの働き方実例についてはこちらの記事にまとめておきました。
定年後も安定して働くことができる。
大手路線会社は会社の規模が多きいため、ドライバー以外の仕事も多く、体力的に厳しくなっても働き続けることができます。
私の勤める会社では、伝票を振り分けたり、点呼をしたり、整備を専門でする仕事があります。
また、大手路線便会社で働いていたことは、信用が高い為、独立しても安定して仕事を得ることができます。
定年後の働き方についてはこちらをご覧ください。
大型路線便会社のデメリット
未経験者が入社するのはハードルが高い
上で書いたように、大手路線便会社は給料・福利厚生に恵まれているため人気があり、また、安全を重視するため、信頼のある自社の2t・4tドライバーの集配ドライバーを大型路線便ドライバーにクラスアップしたり、他の路線便会社での経験がある人を採用する傾向にあります。
そのため、未経験者がいきなり就職するのはハードルが高くなります。
社内規則が厳しい
大手路線便会社は安全や風紀を重視しているため、規律が厳しい傾向にあります。
- 長髪、茶髪、無精ひげ禁止
- タトゥー禁止
- 制服以外の衣服の着用禁止
- 車内での喫煙禁止
- ハンドルカバー等の車内装飾禁止
ゆるい雰囲気で働きたい方にはお勧めできません。
未経験が厳しいなら経験を積めばよい
未経験者が厳しいのであれば、未経験でなくなればよいだけです。
- 大手路線便会社の関連会社から転職する。
- 傭車専門会社から転職する。
- 大手路線便会社の集配ドライバーからクラスアップする。
集配ドライバーからクラスアップするのは、待ち人数が多い場合があるので、関連会社・傭車専門会社からの転職がおススメです。
大手(中堅)路線便会社の関連会社・子会社に入社する
大手(中堅)路線便会社の関連会社・子会社に就職する方法です。
経験者はハードルがぐっと下がりますが、未経験者のハードルは高めです。
大手(中堅)路線便会社には、子会社や関連会社が存在します。
西濃運輸には日の丸西濃運輸があり、トナミ運輸には中国トナミ運輸があるといった具合です。
これらの会社は、大手会社の路線便部門を任されていたり、一つの地方の運営を任されていたりします。
関連会社・子会社のメリット
大手会社の給料に準拠している場合がおおいので、収入面・労働環境が安定している。
大手会社の傘下にいるので、仕事量も安定している。
関連会社・子会社のデメリット
収入面・労働環境で大手会社に見劣りする場合がある。
入社条件が大手会社並みに厳しい場合がある。
傭車専門会社に入社する
傭車専門会社に就職する方法です。
大型トラック未経験の方には一番現実的な方法です。
傭車専門会社とは、自前の配送センターをもっておらず、大手路線便会社のセンター間輸送や、一般企業の拠点間輸送等を行っている会社です。会社によっては、中堅路線便会社程度の規模の会社もあります。
傭車専門会社のメリット
入社条件が比較的緩く、大型トラックの乗務経験が無くても入社しやすい。
社内風紀が緩く、長髪・茶髪・おしゃれタトゥー程度ならOKな会社もある。
傭車専門会社のデメリット
大手路線便会社会社と比較して給与・福利厚生が見劣りする場合がある。
大手会社と比べて、労働環境が悪く、長時間労働になる場合がある。
大手路線便に就職するおススメのパターン
大型トラックに乗務経験のある場合
現在大型トラックに乗っている、または乗務経験がある方は、迷わず大手路線便会社の面接を申し込みましょう。年収600万円以上はすぐそこです。
2t・4tトラックの乗務経験がある場合
勤めている会社が大手路線便会社なら、大型への職務変更を申し出ましょう。
大型乗務員の空きがない場合は、いったん傭車専門会社に転職して経験を積み大手会社に再度転職するのがおススメです。
大型トラックでの近距離輸送業務がある場合、そこで経験を積むのもよいでしょう。
トラックの乗務経験がない場合
まず、大手路線便会社の2t・4tドライバーとして経験を積みましょう。
その後は、上の経験者と同じルートでOKです。
この記事のまとめ
高収入と安定を得るなら、大手路線便会社の一択です。
経験が必要になりますが、経験は作ることができます。
何より行動することが大切です。
皆さんの転職活動を応援し続けます。